ロック、ソウル、ファンク、ヒップホップ・・・全てを吸収したスーパーユニットLCP(ロストカラーピープル)が放つ待望のファーストミニアルバム。
(初回版のみVJバージョン入りCDエクストラ仕様)
グルーブ感たっぷり。Acid風インスト、ブリティッシュ系からポップなラヴソング、HipHopなラップチューンまでありショーケース的。VJ映像付きエクストラPCトラックも見逃せない。LCPのすべてがここに。
Amazon、Tower Records、J-WAVE CD ONLINE、iTunes Music Storeなどで好評発売中。
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HM-014 定価1.200円(税抜価格1,143円) Total Time 24'33" 2003/11/26発売
- 01.J's Wind
02.Connectors
03.向こう側の空
04.呪われた夜
05.Forty party![featuring I.W.A.Boys]
※CD Extra Track
01.呪われた夜 <Vj version>
「コネクターズ」ライナーノーツ(遠藤秀哉)
長年の友人である彼らの本作を聴いてある程度予想していてたとはいえ、テクニックの完璧さにはやはり驚いた。カバー主体であった初期の頃から比べるとまったく別のバンドのようにサウンドがたくましくなっている。
しかし、個人のプレイが目立つのではなく、あくまでバンドのアンサンブルによるグルーヴを前面に打ち出した楽曲が並んでいる。いわゆるファンクという枠を超え、メロトロン風なストリングスの導入等、色彩を増したアレンジも冴えている。全編がマックスミドルトンなクールなエレピに支配されており、ホーンアレンジにいたっては絶好調であった70年代前半期の「シカゴ」「クルセイダーズ」を彷彿させる。
本作からは、ノリだけではなくインテリジェンスの匂いも強く感じさせるミシェル・ンデゲオチェロのような最新のブラックミュージックとソウルに憧れる70年代ロックバンドの香を感じとることができる。個人的には最近エレクトロニカとカントリーにはまっていたせいかやけに新鮮に響いた。
友人として欲を言わせてもらえるのであれば、英詩による「Connectors」の出来が良すぎるせいなのか、全編英詞であったらどんな印象になっていただろうということ。もはやこのレベルであれば日本語詞でなくともlcpの音はいともたやすく皆の耳に届くと思うがいかがでしょうか?またHip Hopな「forty party!」は確実に新しいファンを掴むことでしょう。
追伸、「forty party!」の後半、「viva funky night照らす~」からのベースライン最高じゃんか!ドラムのプレイは「ブロウバイブロウ」で叩いているドラマーみたい。最高。
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